ジョーカー・ゲーム
柳 広司
評価:★★★★
2009年度本屋大賞ノミネート作品。 「このミステリーがすごい・009年度第2位」
「週刊文春2008年度ミステリベスト10・第3位」「第30回吉川英治文学新人賞」と種々受賞しています。
スパイ小説として良くかけていると思います。 短編集で、一篇ごとに完結していますので読み易く、意表を突く結末が出色の出来です。
内容は「webKADOKAWA」の内容が一番分かり易いので引用します。
手抜きで済みません。
“結城中佐の発案で陸軍内に設立されたスパイ養成学校“D機関”。超難関試験を突破した一期生は、外 国語、学問はもちろんのこと、爆薬や無電の扱い方、変装術、女の口説き方など多様な訓練を受け、長髪、背広姿で互いを偽名で呼び合った。「スパイとは“見 えない存在”であること」、「殺人及び自死は最悪の選択肢」、これが、結城が訓練生に叩き込んだ戒律だった。軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関 ”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く「魔王」ーー結城中佐は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げ、陸軍内の敵 をも出し抜いてゆく。東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる最高にスタイリッシュなスパイ・ミステリー。
著者プロフィール
1967年三重県生まれ。神戸大学法学部卒。1998年、『挙匪(ボクサーズ)』で歴史群像大賞佳作。2001年、『黄金の灰』(原書房)でデビュー。
2001年『贋作「坊ちゃん」殺人事件』で第12回朝日新人文学賞受賞。
2006年に刊行した『トーキョー・プリズン』は日本推理作家協会賞の最終候補作品になる。
他に、『新世界』『はじまりの島』『聖フランシスコ・ザビエルの首』などがある。“
⇒ (04/11)